1 除去工法と課題
アスベストを含む建材を剥がし取ったり解体したりすることでアスベストを除去します。つまりその作業を行える広さがあること、その建物を壊す必要が出る場合があることが課題となります。
2 封じ込め
アスベスト建材に塗料など塗ったり、セメントなどで覆ったりする方法です。封じ込めで安全が確保できているのですが、経年劣化による剥離やひび割れによってアスベストが見つかる事例が起こっています。
最大の課題は過去の震災時に散水も行われずに解体されていることで作業員および周囲の住民の健康被害の懸念があることが挙げられます。
3 無害化
当社団では特殊な無害化処理工法で、早期対策につなげた事例を把握しました。さいたま市は改正大気汚染防止法の施工を機に、市内の施設を改めて調査しました。2施設で煙突のアスベストの対策が必要とし、断熱材を交換する代わりに特殊な液剤を噴霧してアスベストを無害な形状にし、飛散しても人体への影響を防ぐ「CAS工法」を採用しています。株式会社エコ・24(東京都港区)が開発し、工事は株式会社ユーディーケー(さいたま市浦和区)が施工しました。
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