アスベストの危険性が判明されたのは２００５年。工場近辺に住む住民の健康被害を訴えたことにより問題となりました。人々は安価で加工しやすいという特徴を持ち、壁材や屋根瓦、防火壁など多くの用途に利用されてきました。アスベストの危険性自体は１９７０年代から指摘されてきましたが、これらのメリットからあらゆる場所で使用され続け、現在に大きな問題となっています。この１９７０年代から２００５年までの約２５年間で約２８０人が亡くなりました。しかし、長い年月を経て発症するため、２００５年まで発覚しなかったと言われています。